躍動するアジアの
社会イノベーション

Social Innovation
and Investment in Asia

本サイトでは、特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパンが、2012年から複数の事業で実施をした、社会イノベーションと社会的投資に関わる日本とアジアの間の研究交流事業、セミナー、ワークショップ等について、事業の紹介や関連する動画や報告書を成果資料としてご紹介致します。

アジア各国においても、革新的な手法やビジネスモデル、テクノロジーによって社会課題の解決を図る社会イノベーションは、各国政府による政策課題となるほか、企業や財団、非営利組織等によって多様な事業が推進されています。また、それを推進するための社会的投資や戦略的フィランソロピーの活用も多くの実践があります。

本サイト上では、こうした領域での情報共有を通じて、日本とアジア各国の本領域での交流や協働事業等の推進するものです。もし今後の事業へのご参画に関心のある企業や財団等がいらっしゃれば、是非お問い合わせ頂ければ幸いです。

助成・協力団体

  • 独立行政法人国際交流基金 サイトを見る
  • 台湾インパクト投資協会 サイトを見る
  • 公益財団法人トヨタ財団 サイトを見る
  • ChangeFusion
  • NPO法人日本エコツーリズムセンター サイトを見る

News お知らせ

2022.03.22お知らせ
オンラインワークショップ「アジアの社会的投資のエコシステム構築の挑戦‐台湾と日本の比較分析‐」を開催しました。
2021.11.17お知らせ
台湾インパクト投資協会が国際フォーラムを開催しました。
2021.04.11お知らせ
Asia Pacific Social Innovation Partnership Award(アジア太平洋イノベーション・パートナーシップ賞)2021年の受賞者が発表されました。
2020.03.01お知らせ
笹川平和財団の研究調査助成事業を行いました。

台湾では、2014年以降発展してきた、社会的企業や企業の社会的責任(CSR)の考えが、徐々に進化し2018年以降には、ソーシャル・イノベーション(SI)および環境・社会・ガバナンス(ESG)という二つの潮流が生まれました。現在は2030年持続開発可能な目標(SDGs)および2050年カーボンニュートラル(Carbon Neutral)の達成という二つの課題に取り組んでいます。

アジア太平洋社会イノベーション・パートナーシップ賞(APSIPA)は、台湾政府が2019年に開始した先駆的なアワード事業で、異なるステークホルダーの協働による基づく社会イノベーションの優れた取り組みを表彰するものです。SDGsに基づき、「生物圏の持続可能性」、「インクルーシブ・ビジネス」、「社会の発展」の3つの分野を設定し、毎年異なる審査員特別賞のテーマを設定しています。

過去3年間の事業では、世界20カ国から234件の応募があり、各国からの代表によって構成される審査委員会により審査が行われ、結果が発表されました。各国の協力組織により、各国の優れた取り組みが紹介されています。APSIPAは国際的な社会イノベーションのためエコシステムを育成することを目指しています。

主催・共催団体

2021年度の受賞者

2021年のAPSIPAでは、13カ国から77件の応募があり、多様な社会問題に取り組むソーシャル・イノベーション・パートナーシップを紹介し、18件がファイナリストとして選出され、以下の10の組織が受賞しました。

Biosphere Sustainability Award「生物圏の持続可能性」賞
The Inclusive Business Award「インクルーシブ・ビジネス」賞
The Social Prosperity Award「社会の発展」賞
The Special Jury Prize「審査員特別賞」

授与式の様子

  • 【2019年度】
  • 【2021年度】
  • 【2021年度】

2022年度・アジア太平洋社会イノベーション・パートナーシップ賞 WEBサイト

本事業は、トヨタ財団によるアジアにおける非営利セクターのプラットフォーム構築の取り組みと連動し、アジア5カ国(日本・中国・韓国・タイ・シンガポール)における社会イノベーションを生み出すための生態系(エコシステム)について研究したものです。

研究においては、①各国において行政・企業・非営利組織のそれぞれのセクターの間にどのような協働があることが、加速度的な社会イノベーションの進展に寄与するか、②上記を踏まえた地域間の連携にはどのような可能性があるかについての検討を行いました。加えて、各国におけるクロス・セクターでの社会イノベーション事例のケーススタディを行うことでこれらの理論的仮説を検証しました。

この研究事業はまた、これまでアジアにおいて開催された国際会議によって形成された社会イノベーションのネットワークに対して、各国での先進的な事例や社会制度が生まれるプロセスについての知見と、アジアを俯瞰する視座を提供します。これにより、各国のセクターが個別にその部分最適を追求するのではなく、地域としての全体最適を見据えて、社会的インパクトを最大化する戦略立案に寄与する基礎調査となりました。

参加研究者
(所属組織・タイトルは当時のもの)

伊藤健(Japan)
特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン代表理事 慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 特任講師 AVPN東アジア統括
onathan Chang(Singapore)
Executive Director, Lien Centre for Social Innovation, SMU
Hoi Ki(Haidy)
Leung(Thailand/Hong Kong)
ChangeVentures
Shuang Lin(China)
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Sunkyung Han(Korea)
Co-Founder, C.
Ahyoung Park(Korea)
Co-Founder, C.
青尾 謙(Japan)
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報告書ダウンロード アジアにおける社会イノベーション
エコシステム調査研究事業